マネージャのスキルは使えるリソース数で計る

マネージャでも制約条件下にあるのが、プロジェクトマネージャです。そして、プロジェクトにおいて、進捗が芳しくない場合の打ち手としてプロジェクトマネージャの交代があります。プロジェクトマネージャの交代に期待することは、交代したプロジェクトマネージャが持つリソースとリソースの使い方により、現状の状況を打開することです。プロジェクトマネージャが持つリソースとは経営リソースと同じ人、お金、ものに加えて、経験情報、情報源、信用、取引関係があります。情報源とは直面している課題を理解して、打開情報が得られる人や組織のことです。従って、使えるリソースが多いプロジェクトマネージャが優秀なプロジェクトマネージャとなり、プロジェクトマネージャの能力は使えるリソースの数を数えることにより、測定することができます。使えるリソースの数を数えることにより、プロジェクトマネージャに限らず、一般的なマネージャの能力を測定することができます。しかし、実際には使えるリソースの数ばかりではなく、リソースの使い方も重要で、リソースの使い方が豊富なマネージャは課題解決手法を多く持つことになり、リソースの使い方は経験により獲得されます。